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物流ニュース
谷口商事 リサイクル事業展開、機密文書を出張細断
2016年7月8日
高品質の物流サービスを提供する谷口商事(谷口勝社長、大阪府羽曳野市)は、リサイクル事業として機密文書の出張細断サービスを展開している。同社は、国内最大の文書細断のサービスネットワークであるパピルスネットワークに加盟しており、大型シュレッダーを搭載した出張細断車「エコポリスバン」で様々な顧客ニーズに対応している。
エコポリスバンによる作業手順は、顧客の指定する日時と場所に出動し、まずは細断する文書の重さを電子はかりで計測。その後、顧客の立ち会いのもと、オフィスシュレッダーの25〜35倍のスピード処理能力を誇る強力破砕ユニットで細断する。細断古紙は、かく拌されながら車内の完全密封型のストックルームに貯留され、機密保持の精度はさらに向上するという。
細断古紙はすべて持ち帰り、製紙原料会社のヤードで排出され、製紙原料としてリサイクルされる。トイレットペーパーやボックスティッシュなど、オリジナルデザインの再生品の作成も可能。
出張細断サービスの責任者である営業課の河埜隆之氏は、「昔は焼却処理がコストも安くて人気だったが、セキュリティーや環境面、リサイクルできないことなどから、今はお客様の意識が変わってきており、当社サービスのリピーターが増えている」と説明。「エコポリスバンを駐車するスペースがなければ、当社の物流センターで作業を行うことも可能。また、パピルスネットワークの加盟会社と連携することで、全国どこでも依頼に対応できる」と、付加価値の高いサービスを提供している。
基本料金は、500kg以下で一律3万2500円、501kg以上の場合は1kgあたり65円(京阪神地域、税別)。同社では「環境に加えて人件費や手間などを考えると、メリットは大きい」としている。
◎関連リンク→ 谷口商事株式会社この記事へのコメント
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