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    居眠り運転を防ぐ 各所で様々なシステム開発

    2017年3月24日

     
     
     

     目を閉じながら車両を運転してほしいと言われても、それを承諾する人間はいない。当たり前の話だが、そんなことをすれば、すぐに交通事故を起こしてしまう。しかし、それと同じことをしているのが「居眠り運転」だ。昨春、国交省がドライバー異常時対応システムのガイドラインを策定したが、車両の自動停止システムが開発されても、それが普及されるのはまだ先の話。
     今回、比較的簡単に導入できる「居眠り防止グッズ」を紹介したい。
     東洋紡とユニオンツールが年内の販売をめざして実証実験を進めているのが、居眠り運転検知システム。同システムは心拍周期の検出に東洋紡のフィルム状導電素材を使用した肌着を使っている。薄くて伸縮性があり、自然な着心地のウェアラブルデバイスを実現。従来のベルト型やジェル型に比べて着心地が改善されているという。眠気検出の精度は従来品と変わっていない。現在、販売に向けて中日臨海バスで実証実験を実施している。
     パナソニックソリューションテクノロジーとミツフジが来年度の販売を予定している従業員健康管理&見守りシステムは、長距離ドライバーや鉄道運転士などの現場業務従事者にウェアラブルデバイスを着用させ、眠気などを検知する危険防止見守りサービス。同システムではミツフジの着衣型センサーを使い、睡眠時の従業員の眠りの深さ・心拍・呼吸・寝相などのデータを収集、アルゴリズムで総合的に判断する。睡眠状態を見える化し、健康管理や指導にもつなげていく。


     パイオニアの100%子会社であるパイオニア中国はドライバーの眠気を高精度に検知できる「眠気検知ユニット」を開発した。ドライバーの状態をリアルタイムに把握して管理・警告を行うなど、事故発生リスクを低減する先進運転支援システムの構築が可能。
     富士通が販売しているドライバーの安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FEELYthm(フィーリズム)」は、高度な眠気検知技術により脳波のゆらぎから自覚のない「眠気の予兆」を検知。検知すると音声と振動でドライバーに注意を促す。ドライバーへの警告だけでなく、運行管理者への通知も可能。長距離運行での活用を想定し、5日間(1日の運転限度時間を9時間とする)の連続使用が可能なバッテリーを搭載している。
     交通事故総合分析センターの調査(運転者の集中度低下が原因で発生する事故の調査)によると、前日の睡眠時間が2時間以下だった場合の居眠り運転が発生する割合は39.7%。2時間から4時間で25%となっている。しかし、4時間から6時間睡眠をとっている場合の発生割合は6%と、4時間を境に大きく変化している。居眠り運転を防止するためには、関連機器の導入と同じく、運行スタイルの正常化が欠かせない。

     
     
     
     
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