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  • 射界

    2016年12月19日号 射界

    2016年12月27日

     
     
     

     色んな本を読む。どの本も参考になり、「なるほど」とうなずかされるが、それはあくまで知識であって知恵ではない。現実に遭遇して知識を参考にいろいろと試み、知識通りの結果が得られたとき、本物の知恵となって身に付く。経験して実感することで知恵となるのだ。経験から一つひとつ学びながら一歩ずつ成長する。


     ▲一度足を滑らして側溝に落ちた人は、次にその場所を通るとき、側溝に落ちないよう用心する。二度と同じ轍を踏まないのが知恵であり、「失敗は成功の元」と教える通り、人は失敗を繰り返しながら成長していく。ある経験を経て一つの知恵が身についたことで、それ相応の似通った出来事に遭遇しても難なくこなしていける。一つの知恵は様々な出来事の解決に有効な働きをする。

     ▲人は一生の間、なんの失敗も悔悟もなく過ごすことは至難だ。色んな艱難辛苦を味わいながら成長していくのが普通である。一度や二度どころか七度失敗を経験しても、八度起き直って、信じる道を歩み続けるのが人生だと教える。「七転び八起き」の気持ちだ。生きるうえで挫折を知らないまま、すんなりと大きくなるのが好ましいとは言え、それではひ弱な人間に仕上がってしまう。

     ▲植物を見るのがよい。温室育ちは雨風に弱いが、野の雑草は雨風どころか炎暑や冷雪にも耐えてたくましく生きる。社会の陽の当たらない場所で、困難な仕事に挑戦し、失敗を恐れずに前進し続ける人はたくましい。成功と失敗を繰り返しながら耐えて生き抜いている。成功は確かに自信を与え良い経験となるが、それ以上に失敗もまた、他に代え難い多くの知恵を授けてくれる。

     
     
     
     
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