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  • 射界

    2017年7月24日号 射界

    2017年7月20日

     
     
     

     ある問題について、迷いに迷って思考が安定せず、困り果てていたとき、何かの拍子でパッと事の真理が心にひらめき、あれほど思い悩んでいた問題も解決への道が見つかる…人はこれを「目からウロコが落ちる」と表現する。ウロコが目にへばりついて不鮮明だった視界が突然広がり、求めた真理が鮮明化した様子を指す。


    ▲人それぞれに得意とする秀でた能力がある。経験を積めば自然に高まるものではなく、自ら努力して創意工夫することで向上するものだ。その努力と研鑽の中で、ある日突然、大きな壁を破って飛躍する発想が生まれる。それまでに積み重ねられた知見が、数多い経験と連鎖して反応を起こし、閃(ひらめ)く。そんな現象を繰り返しながら人は自信を高め、そして成長していくようだ。

     ▲ハッとするような閃きは、他からの忠告や指摘、注意からでは生まれない。自分なら「できる」という自信に基づく強い意志と信念からの発想によるものである。だから依頼心の強い人に閃きを期待するのは無理。ひたすらテーマを与えられて指示を受けての動きに終始するのを当たり前としていては創造性を欠き、過去のデータをなぞるだけ。それを「よし」とすれば自己満足に終わる。

     ▲他人の歩いた道をたどるのは楽で簡単だ。歩きやすく、つまずくこともない。ましてや道に迷うこともない。ただ黙って先人が苦労して仕上げた道をたどればよい。そんな安易で楽な道をたどれば、創意工夫の必要もないので自信など育つことはない。自らが行動する経験を重ねて人の心は成熟し、主体的で自主的な自信を生む。その拍子に目からウロコも落ちて開眼するのではないだろうか。

     
     
     
     
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