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  • 射界

    2017年10月2日号 射界

    2017年9月28日

     
     
     

     初めての訪問か、そうでないかの別なく、人は訪問先から「おもてなし」を受けて悪い気はしない。初対面なら尚更だ。相手の気配りに恐縮しながら、こちらもそれ相応に誠意を込めて接することになろう。反対に、不愛想で明らかに不機嫌そうな顔つきでは、取りつくシマもない雰囲気に陥って気まずさだけが残る。


    ▲ある本に、こんな言葉が載っていた。「モノは使うほど、減っていく。人に配れば配るほど、なくなっていく。ところが不思議にも、心は使えば使うほど、豊かになり、人に配れば配るほど、温かくなる」。何気ない言葉だか、じっくりかみしめてみると、多くの教訓を学び取ることができる。平易な言葉の中に秘められた深淵な教えを伝えて、「おもてなし」の心の大切さを教えている。

     ▲そんな教えを理解することなく、「おもてなし」の心を忘れ、心をモノのように扱う人が、この世に多い。なかには出し惜しむ人すらいて、知らぬ間に心貧しい振る舞いに陥っているが、当の本人は気付いていないのが悲しい。その人の心は気付かないまま周囲に冷たく接し、自らも荒涼となっていく。そうならないために意識して、気配りや心遣いを怠らないのが大事ではなかろうか。

     ▲具体的に、どうしたらよいか。思いやりとか、心遣い、気配りは日本人が抱く伝統的な文化に根差した国民性と心得て、積極的に行動することだ。ともすれば、現代社会の色んな場面にギクシャク現象がはびこっている。先人から受け継いだ伝統文化の「おもてなし」の心を想起して使うことだ。そうすれば社会も和む。外国観光客への「おもてなす」に限らず、まず身近から始めよう。

     
     
     
     
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