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国際化で避けられぬハラール物流
2016年5月10日
近年、日本に海外から多くの観光旅行者が訪れている。また、イスラム圏国家との関係強化で、物流事業者も「ハラール」に触れる機会が増えているようだ。ハラールとは「イスラム法において合法なもののこと」であり、一般的には飲食品に当てはまると思われがちだが、物流や流通においても当てはまるものだ。国内では、日本通運がグループ会社で2014年にハラール物流認証を取得した。日系の物流企業としては初めてだった。
日本の物流業界が今後、さらに国際化を進めていく中で、運送事業者はイスラム文化を避けて通ることはできない。ハラールについて、日通総合研究所は「ハラル認証と物流業者への影響」をテーマにレポートを公表しているが、同レポートによると、「ハラールとはアラビア語で『許されたもの、合法である』という意味がある」という。イスラム教徒は戒律によって、ハラールで処理した食物などしか食べてはいけないことになっている。ハラールの逆が「ハラーム」で「禁じられている」という意味で、アルコールや豚肉を指している。
(詳しい内容は、物流ウィークリー5月2日号に掲載しております)関連記事
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