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製品・IT
空調服 熱中対策の最前線、展示会で衣類機能を強化
2026年3月18日New!!
ファン付きユニフォームの開発・製造・販売を行う空調服(市ケ谷透社長、東京都板橋区)は2月4~6の3日間、浅草橋ヒューリックホールで、2026年展示会を開催した。
年々、気温が上昇し熱帯化するなか、ユニフォームにファンを取り付け、汗をかいた服内に外気を風として送り汗を蒸発、その際の気化熱で体温を下げ、熱中症を防止する作業着は多くの現場で導入が進んでいる。「空調服」を考案し製造したのは26年前、同社の創業者である市ケ谷弘司会長。そこから開発を重ね、ユーザーの意見も採り入れながら、衣服に簡単に着脱できる軽量で大型のモーターを開発した。
空調服は、建設、運輸、電力、リサイクル、造園、イベント会社など、さまざまな業界の現場で導入されており、展示会場でも業界別に商品をラインナップ。「今年は、ファンなどの機械部分ではなく、衣類部分の素材やデザイン、布自体の機能のバージョンアップに注力した」と話すのは、広報室の岩渕大征課長。「同じデザインに見えるが、業種ごとの工夫・改善も行っている。例えば物流関係では、通常のデザインはファンの取り付け位置が腰の後ろ、内側寄りになっているが、フォークリフトやトラックの運転席に座った時、体に当たって痛いという声があったためファンを体の真横に取り付けるように変更して解決した」と説明する。

今年の最新作の流れは、「半袖、またはベスト型。ケガ防止のため長袖が一般的だが、物流関係では脱ぎ着しやすいので人気がある。また、静電気防止タイプとして帯電しにくい繊維を素材に使ったウェアも、精密機器を扱う先などで多く導入されている」と説明。なかでも「最新作は打ち水効果の気化熱ベスト。気化熱で涼しさを得るなら、はじめからたっぷりと汗をかいた状態を作れば良いのではないか、と考え出された。独自開発の気化熱フィルム『ウエイブシール』という湿り気がありながらもサラっとした肌触りのフィルムを組み込んだインナーベスト。ベストに水を注入し、空調服の内側に着るだけで、一層の気化熱冷却が行われ、涼しさを感じられる」という。
このほか、衣類だけでなく、運転席をほどよく冷却する「クールクッション」なども来場者から注目されていた。
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