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ブログ・橋本 直行
【人材定着率の向上に取り組む】
2013年3月26日
ますますの人材難が見込まれるこれからの時代には、人材の定着率が
高い企業が、競争力を持つことになるでしょう。
辞める人の多くは、仕事がうまくいっていません。
たとえ今はうまくいっているようでも、将来には不安を抱えています。
ただし、仕事がうまくいかない理由は、仕事の中にだけあるのでは
ありません。
以前、ある運送会社の経営トップが、「お金、家庭、健康のうち、
2つ以上の項目で、問題を抱えていたら、そのドライバーは、近い
うちに事故る可能性が高い」とおっしゃっていました。
うなずけるルールです。
しかし、こういった仕事から少し外れた事柄は、なかなか他人に相談
しにくいものです。
特に、直属の上司には、相談しづらいケースがあります。
ですから、会社として、相談の手段を整備、または指導してあげる
必要があります。
例えば、S倉庫社では、若手社員向けに、「メンター制度」を導入
しています。
直属の上司ではない先輩社員が、定期的に、若手社員と1対1で、
昼食を摂る機会をつくっています。
若手社員1名につき、担当の先輩を1名就けているのです。
担当者の選定条件は、「ひたすら話を聴ける人」です。
この施策が功を奏し、同社の人材定着率は、著しくアップしました。
人材定着率向上は、どの企業も、今すぐ真剣に取り組むべき課題です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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