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ブログ・橋本 直行
【共創の取り組み】
2013年8月6日
国内の多くのマーケットが縮み、売上げを維持するのが難しくなる
これからの時代は、「顧客の業績を護ること」が、BtoB企業の重要な
姿勢になります。
本シリーズでも、たびたび「これからは、競合企業との『競争』では
なく、顧客企業との『共創』だ」と主張している所以です。
共創の取り組みとは、商品・サービスの提供を通じて、本当の意味で、
顧客のマーケティングに寄与することです。
つまり、『顧客の顧客』からの支持率が上がることが、目標です。
ですから、BtoB企業は、顧客企業のマーケットシェアやマインド
シェアに、今まで以上に、注目しておかなくてはなりません。
O運送では、『顧客の顧客』である納品先企業を対象にした満足度
調査を、定期的に実施しています。
自社のドライバーの納品サービスについて、意見を聴いて、改善し、
顧客のマーケティング力の向上に努めているのです。
運送会社が自社のサービス品質の向上に努めるのは、当然のことです。
しかし、同社のように、顧客の顧客の視点に立った改善活動を行なう
ことができている例は、あまりありません。
共創の取り組みのよい実践例です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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