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運送会社
高瀬ロジスティクス 「若者が働きやすい」新社屋
2020年7月10日
昨年5月にトータル・ロジスティクス・プロバイダーとして新たにスタートした高瀬ロジスティクス(髙瀨宏之社長、愛媛県西条市)。昨年12月の着工から約半年かけて、このほど新社屋が完成し、5月1日より営業を開始した。
「ハコブをかっこよく」をテーマに営業展開する同社にあって、今回建てた新社屋には、「若者が働きたいと思えるような環境にすること」という髙瀨社長のそんなこだわりが凝縮されている。
新社屋を建てるにあたり、デザイン会社を何社も回ったという同社長は、そこで得たイメージをもとに、自分で設計とデザインをしたという。
設計するにあたり同社長がこだわったのは、求人とセキュリティー。
求人については、「ここなら働きたい、優秀な人材確保ができる、そして人が長く働ける環境を意識した」という。
事務所内は、運送会社とはまるで違う、IT系の会社かと見間違うほどで、「来る次世代の5Gに対応できる事務所」という同社長のこだわりがある。
セキュリティーに関しても、防犯カメラは当たり前で、各所に指紋認証システムを導入している。
これにより、ドライバーは夜間でも鍵を持たずに入退室ができる。事務所スタッフに若い世代と女性が多いので、働く環境をかなり意識したと同社長はいう。
また、マルチモニターシステムを構築し、テレビ会議などにいち早く対応できる仕組みを作った。
結果的に凝りに凝ったデザインとなった新事務所だが、しかし、予算は大したことはないのだという。「いすやテーブル、什器などは、すべて自分で組み立てた」と同社長。
いすやテーブル、壁紙などは社員の意見を聞きながらネットで購入したが、その際もすべてブランドではなく、見た目とコストで選んだという。
「予算をかけずにこだわりのある事務所ができた」とし、「社員とみんなで作り上げた感を感じられたことがよかった」と同社長は振り返っている。
◎関連リンク→ 高瀬ロジスティクス株式会社
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