-
運送会社
川端運輸 SDGsの実践へ、BCPにも取り組み
2020年7月31日
【奈良】川端運輸(川端章代社長、大和郡山市)は7月5日、DMG MORIやまと郡山城ホール(同市)で第34期の「人を大切にする、経営指針発表会」を開催。全従業員が出席し、配布された経営指針書を元に発表された。今年で4年目を迎える同社の「豊かな運び手プロジェクト」では、今年のテーマを「事業の元は人にあり〜川端運輸は人の役にたつために、運ぶ仕事はお客様のために、利益は未来のために」を掲げた。
川端社長はあいさつで、「コロナウイルス感染拡大により人々の生活は一変してしまった。これから必要となってくるのは、一人が頑張っていくのではなく、それぞれの役割と責任を果たしながら、自分の仕事の収支バランスを理解して、仕事の技術を磨くことに日々努力を積み重ねていくことだと思う。仲間のことを思える前向きな意見や提案ができる力量を身につけよう」と述べ、「もちろん数字も大事だが、心の教育が何より大事。会社はすごく良くなってきた。決めたことを守って、注意し合える人間関係を作って、みんながレベルアップできる社風にしていきたい」と決意を表明した。
さらに今年は、SDGs(持続可能な開発目標)を実践するとともに、災害への備えとしてBCP(事業継続計画)にも取り組むとした。
引き続き、川端真也専務が第33期の総括や、第34期の会社全体の経営目標、具体的な活動目標を述べ、「コロナ禍で大変な時期だが、チームワークを高めて生き残っていきたい」と訴えかけた。
安全委員会、品質委員会、車両管理部門、環境部門、働きがい・健康推進委員会の各責任者が、振り返りと今期の取り組み目標を発表。同社の事業の一つであるアンジュ引越センターの担当者も、今期の取り組みと今後の方針を披露した。表彰式では、デジタコトップ賞、健康賞、無事故・ノークレーム賞、特別賞の各受賞者を表彰した。
発表会終了後、第二部としてアクサ生命保険の内木場麻美氏を講師として招き、「健康経営を目指して」と題するセミナーが開かれた。
◎関連リンク→ 川端運輸株式会社
関連記事
-
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ