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運送会社
環境経営を積極展開 ベストカーゴ
2007年8月20日
【愛知】ベストカーゴ(成瀬章社長、稲沢市)は6月、小牧営業所でグリーン経営の認証を取得。環境経営に積極的な取り組みを展開している。
「トラックは黒煙をまき散らして環境に悪いというダークなイメージを払拭したかった」と認証取得のきっかけを語るのは、指揮にあたった成瀬真一取締役営業部長(写真左)。また、スキルのあるドライバーと入社間もないドライバーとの燃費の差が同じ条件で年間70万円に上るという実態を知り「何とか均一化できないものか」と考えたのも大きな動機となった。
キックオフは昨年6月。定期的にミーティングを重ねていきドライバーの意識改革を図った。整備に充てる時間を工面することが大変だったほかは大きな苦労もなかったという。小牧営業所で認証を取得した理由は同営業所が近隣の民家と密接した立地だったことが大きい。また、同営業所の北原昭広所長(同右)と成瀬部長が同い年と若かったことも意思疎通の面でプラスに働いた。
北原所長は、実際の取り組みの中で「ドライバーの意識が変化していくのが分かった」と話す。また、「今いるドライバーが自社に誇りを持つことができれば何もしなくても良い人材が入ってくる」と目に見えないメリットにも期待する。
成瀬部長も「意識を持ってスキルアップすることでドライバーのレベルも向上する。この会社に入ってよかったと社員に思ってもらえることが我が社の目標」と話し、今後はISO認証取得も視野に入れるなど引き続き物流業界のイメージと地位の向上を目指していく。 -
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