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    スズケン 物流効率化を推進、2011年までに7拠点新設

    2009年7月10日

     
     
     

     医療卸大手のスズケン(太田裕史社長、名古屋市東区)は物流業務の効率化に乗り出している。2011年春までに、宮城県や鹿児島県など全国7か所に拠点を新設。総投資額は200億円を超える見込み。物流業務を集約し効率を高め、高齢化で拡大する医療品需要を円滑にしていく。


     同社は、愛知県や北海道など10か所に物流拠点を構え、7か所が完成すれば全国をカバーできる。9月に中央運輸を子会社化する方針も発表、運輸部門強化と拠点拡充を進めて相乗効果を目指す。
     新設するのは在庫の保管能力が月商に換算して200億円以下の物流センターが5か所、同50億円以下の商品センターが2か所。11年春までに順次稼働させる。
     従来は全国に分散する支店が果たしてきた機能を集約すれば、受配送の手間の合理化など製薬会社とスズケンの双方に利点がある。(加藤崇記者)

     
     
     
     

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