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    プロドライバーに聞く 安全運転で心がけていることは?

    2020年12月8日

     
     
     

    いよいよ年末の繁忙期を迎える。12月は交通量が増えるため、比例して事故が増加することは体感的に誰もが知っているはず。警察庁が今年9月に発表した、平成27年から令和元年までの交通死亡事故の月別の件数でも、10月から12月が1年で最も増える傾向にあり、特に12月が最多だった。

    トラックドライバー情報サイト「ブルル」はこのほど、ドライバーを対象に「安全運転で日々心掛けていることはあるか?」というアンケートを実施。回答した143人のうち、「ある」と答えたのは93%に上り、安全運行に対するプロドライバーの意識の高さがうかがえる結果となった。

    「初任研修で習ったことを常に念頭に運転している」「流れに乗って走り、車間距離を保持する」「『焦らない、慌てない、イライラしない』を心掛け、譲り合いの心を持って走る」など、基本を大切にしているという声が圧倒的多数を占めた。「日々、事故を起こさない、起こされない防衛運転を心掛けるのに尽きる」という声も。

     

    さらに、「運行が遅延していても決して焦らず慌てず冷静に運転する。一時停止場所では必ず時速ゼロkmの完全停止と安全確認。 睡眠時間は最低でも6時間以上は確保して出勤する」「ミラーとバックモニターで確認の上、降りて目視。乗る時は右回りで何かないか確認してから乗車する」「隣の車と、極力、並走しないようにする」といった具体的な安全対策を投稿するドライバーも。

    多くの意見の中で、特に注意する点として、「車間距離」「スピード」「左折時」が挙げられた。「フットブレーキを踏まなくても減速できる車間距離とスピードを維持する。急いでいても対向車などが待っていれば積極的に譲る」「前車との車間距離を大袈裟なくらい多めにあける」「左折する時は歩行者や自転車、バイクなどを巻き込まないように最徐行か一旦停止して気をつけている」など。

    次いで多かったのが周囲の車両に対する意見。「自分以外は全員運転に慣れていないドライバーだと思って、15秒に1回はミラーとメーターを確認している。そうすると突っ込んでこられても避けられる。おかげでずっと無事故」「周りの乗用車などは、『トイレが我慢できないのかな?』という少し余裕を持った目で見ながら運転している」「焦らずゆとりを持って運転し、乗用車は走る地雷だと思って身構えておく」「車体の大きさは心の広さと思うようにしている」といった皮肉まじりの声も聞かれた。

     

    「自分が原因で他車にブレーキを踏ませない運転を心掛けている。 自分の行動で交通の流れを乱さない。これは、事故の原因を作らないということ」「無駄に加減速をしない。目標はテストドライバーの技術を会得すること。そうすれば荷の破損もなくなり、 スムーズに走り、曲がり、止まることができると確信している」というプロのトラックドライバーならではの意見も多く寄せられた。

    一方で、「無意識に安全運転ができてこそプロではないか」という提言も。アンケートで「(安全運転で日々心掛けていることは)ない」と回答した7%のドライバーがこのような意図であると願いたい。

     

    経営トップ「本気度示すことが重要」

     

    大多数のプロドライバーが安全運転を強く意識していることが分かったが、それでも緑ナンバーのトラックが起因する重大事故は毎年起きている。運送事業者はどうすべきなのだろうか。

    「自動車事故ゼロ社会」の実現を目指す日本事故防止推進機構(JAPPA)の伊藤健吾事務局長は、「最も重要なのは、『会社として本気で事故防止に取り組んでいるか?』ということ」と説明。「経営者・運行管理者といった方々の中での事故防止に対する優先度の高さが問われる」とし、「経営トップが本気度を示さなければ、いくら事故防止研修を実施したところで、形だけの取り組みに陥ってしまい、効果が上がらないでしょう」と指摘する。

    さらに、「運送事業者の社会的使命として、安全な輸送は絶対に外すことができないものであり、プロドライバーの皆様が日々の運転において無事故を貫くことが、会社への貢献のみならず、『社会への貢献』につながっていることを実感し、『自らの仕事と会社を誇りに思える社風』を築いていくことまでが求められるのではないでしょうか」と続ける。

    伊藤氏は、「その実現のためにJAPPAでは『継続性』と『効果』が重要であると考えている」とし、「継続するためには、負担が大き過ぎる、コストがかかり過ぎるなど、『無理な取り組み』にならないことがポイント」とアドバイス。「事故防止の取り組みのために、会社も管理者もドライバーも疲弊してしまっては本末転倒だから」。

    また、「小さな事故やヒヤリハットを決して軽視せず、『自分は大丈夫』と『他人事』ではなく、『自分にもあり得る』と『自分ごと』としてドライバーさんが捉えられる方法を模索することが『効果』につながる」とも。

     

    ◎関連リンク→ 一般社団法人日本事故防止推進機構協会

     
     
     
     

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    この記事へのコメント

     
    1. 匿名 says:

      危険なとき一般車は110番します
      トラックは陸運局、会社、トラック協会へ通報します

      自分を守るため
      安全運転しているあなたのためです。

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    2. 匿名 says:

      何トンのトラックなんでしょうか?
      大型免許いらないトラックの走り方はひどいですよ、プロとは呼べません。ド素人です、周りの状況は把握してない、自分勝手な運転をする。一般の車の方がまだましな運転してますよ。因みに私は役員ドライバーです。大型も2種も持ってます。一般ドライバーよりは冷静にみてます、偏見ではないですからね。

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      • ききやく says:

        あなたは偏見野郎ですよー。
        あなたのことを誰もプロだと認めてないですよー。

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        • 仕事バカ一代 says:

          普通免許と準中型免許、
          中型免許と大型免許、
          大型免許と牽引免許、

          輸送する荷物の運賃差も然り、一度事故を起こした際の被害の大きさも然り、上位免許には、“社会的役割”において、道路上の安全を守るための、より大きな“責任”が課せられています。勿論、上位免許取得者にも自覚していない阿呆もいますが。

          顧客の細やかな配送を担う2㌧車の意義を過小評価する訳ではありませんが、貴方も大型免許を取れば、少なからずこの方の仰っていることが解ると思いますよ。

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      • トラックドライバーなんて割りに合わない底辺職 says:

        まず、トラックドライバーになるのに免許取得だけでなれるのに何がプロなのか?特別な訓練でも受けたの?

    3. 匿名 says:

      安全な運転の為に心掛けている事ね…
      まず他人他車は道端に落ちているゴミだと理解する事かな。菓子パン食い終わった後に袋残るだろう?あれだよあれ。

      その次に気にしない心かな。自分の行動で会社や他人がどういう結果になろうとも気にしない気にしない。誰かが氏のうが会社が無くなろうがこちらに害がなければ気にしない気にしない。無駄なストレスは必要ナイナイ。

      最後に今までずーっとずーっと運転手としてイジメられ負担を押し付けられてきた事への怨み辛みと憎悪と悪意をけっしてけっして忘れない事かな?
      超超超大事。これからはみんなが不幸で悲惨で痛くて辛いのが当たり前になる時代だ。良い時代になったね!

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    4. 匿名 says:

      無意識でできてこそ~って…そんなん前提条件だろ…

      無意識での安全行動、安全意識、そんなのあって当たり前、できて当たり前

      その上できちんと意識して認識する、プロ名乗るなら最低これくらいはね…

      まぁ出来てないのが多いからクソトラックドライバーも多いんだよな

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      • ききやく says:

        プロになれる免許ってあるの?
        私もドライバーですが経験は一年程度ですが、プロになれる境目はどこにありますか?

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        • 匿名 says:

          境目とやらがどこを差してるのか自分もわからないけど、
          ずば抜けた素晴らしい運転をする人 だ け がプロ、というわけじゃなくて
          それを職として給与もらっている人のこと全般かと思ってた。

    5. 匿名 says:

      トラック運転手におうちゃくいのが増えたのは、転職したニワカドライバーが増えたため。
      乗用車がトラックの邪魔になるような運転をするのは、トラックがどう言う乗り物かを知らないから。

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    6. カワグチ says:

      運転しながらスマホを手に持って撮影。
      両耳にイヤホンを突っ込んで運転。
      安全運転?ちゃんちゃらおかしいわ

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    7. 大石力也 says:

      本当のプロと素人の違いは『一秒の時間の意味を知る』人間で在るか無いか

      プロボクサー等は『瞬間』を巧く使いあしらいますが、我々ドライバーは『一秒』の時間を知り、使いこなせてこそプロドライバーだと思います。

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      • 大石力也 says:

        他人の悪口を並べる前に、トラック協会は何をして居るのでしょうか?
        『煽り運転に対する罰則強化』
        罰則強化の内容はよく理解出来ますが自分には『煽り運転』の具体的定義がよく解りません‼️

        トラック運転手が「幅寄せ」検挙された事案で加害者トラックと被害者乗用車の間が80㌢の間隔が有ったとのニュースを見ましたが、80㌢の隙間が有っても幅寄せ(捲り運転の対象)でしょうか?

        後ろから捲り運転(蛇行走行)をされた‼️
        車間距離は30㍍空いて居ても検挙の対象でしょうか?

        トラック協会はもっと運転手の立場を守るべきです‼️
        でも、締める部分は閉めなければ成らない部分も有りますが、トラック運転席(キャビン)左右に下がるカーテン(10年以上前から見受けます)について一切の指導も無いようですが・・

        身内に対して糺すべきは正し、庇うべきは庇う‼️行動をトラック協会にはお願いしたいと思います。
        出来ない組織(協会)ならばすぐに解散して頂きたいと思います。

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      • ききやく says:

        プロは、その仕事に対してどの立場からも尊敬される人がプロです。

    8. 匿名 says:

      大手運送会社勤務です。
      厳しい社内ルール。制限速度を越えない車速などが運転手を守っていると考えてます。
      あとは人に見られているのを意識した運転ですね(実際に車内、外のドラレコで見られている)。
      例えばウインカーも点滅させた後に間を取ってからハンドル操作するとか(大型トラックでも車が動くのと同時、又は車が動いてからのウインカー点灯が意外と多い)一つ一つの動作を意識することが結果的に安全運転につながっているのではと思います。
      他人の運転を見て素晴らしい運転は取り入れ、恥ずべき運転は絶対にしないように気を付けています。
      安全運転に近道はありません、長い経験でのヒヤリ、ハットをできるだけ少なくし大事故にならないように常に自分の運転操作に気を配り無事故を積み重ねるだけです。
      あと運転操作だけでなく、車内の状況等にも気を配ってます。
      例えばトラック助手席のハーフカーテンとか頭がおかしいですね。

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    9. マスラオ says:

      毎日、毎日、運ですね
      何をしても、事故る時は有るので

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