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  • 射界

    2015年10月19日号 射界

    2015年10月23日

     
     
     

     小学校の5・6年児童を対象に「どんな先生が好きか・嫌いか」について、民間の教育機関がアンケート調査した結果がある。好きな先生は「教え方がうまい」「熱心に教える」「やさしい」「朗らか」「親切」「親しみやすい」の回答が多く、嫌な先生には「短気」「怒りっぽい」「独断的で威張る」「陰険」「不公平」などがあった。


     ▲新卒の社会人になった若者に、同じく「どんな上司を望むか・嫌うか」を質問したら多分、児童対象のアンケートと同じような回答が寄せられるだろう。これが入社して5、6年経過した時点で、改めて同じ質問をしたら、「なんでも気兼ねなく自由に話ができて、じっくりと聞いてくれる上司」が最高…となるだろう。児童もビジネスマンも、信頼感を寄せ、好意を持つ対象は同じである。

     ▲そう考えれば、上司として多少なりとも部下をリードする立場になれば、部下の言い分についても十分聞き、理解し、公平に接するように心掛けなければならない。そうでないと信頼感は生まれず、好意も寄せられない。リーダーたる者の資質として、部下の言葉には真摯に耳を傾け、積極的に理解しようとする態度を、いつも崩さずに持つことが大切だ。もちろん、迎合とは全く異質である。

     ▲校長とか教頭の職を好まず、ひたすら児童と接する日々に固執して教壇を離れなかった元教師の話の中で、印象的だったのは「教えるは学ぶこと」と知り、「人は教えることで多くのことを学んだ」と述懐する穏やかな表情だ。とかく人の世は、部下を持つと威張りたがる。人をリードする立場になればなおさら、「学ぶ」姿勢の大切さを理解し、謙虚さを忘れてはならないと知るべきである。

     
     
     
     
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