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射界
2019年9月16日号 射界
2019年9月30日
〝おしゃべり〟好きは女性というのが社会の常識になっている。だが男性でも〝おしゃべり〟好きは少なくない。自分もしゃべって楽しむ一方、相手の〝おしゃべり〟にも耳を傾ける。しかし夢中になって話し続け、いつか議論になる場合がある。それを避ける意味を込めて一方が沈黙する。
▲男性と多少違う女性の〝おしゃべり〟は、会話そのものが好きで、仲の良い間柄で他愛もなく繰り返される特性がある。もう少し深掘りして観察すれば、自分自身の〝おしゃべり〟が好きと指摘できる。そうだとすれば、女性の〝おしゃべり〟の輪に混じる男性は彼女らの会話に強いて加わることなく、興味深い面持ちで聞こうという態度を示すのが大事だ。
▲しかし、女性は初対面の男性や余り親しくない人には自分から口を開こうとはしない傾向が強く、はにかんだり警戒したりして様子見を決め込むところがある。そんな場合、男性側から積極的に話題を見つけて話し込むことが大事だ。もちろん、彼女らが返事に困るような話題は避けなければならない。そうすれば少しは心を開いてくれる「きっかけ」にはなる。
▲女性のほうに警戒心を少しでも緩めてくれたかも…との感触があれば、堅苦しい話題や話し方は避けて普通の語り口で、他愛もない事柄をさり気なく普通に話し続ければよい。だが絶対に避けたいのが、話の中身に対する批判や弱点、欠点に触れることだ。もちろん、皮肉や駄洒落も乱発しては鼻白む。他人のうわさ話も「当たり障りのない」範囲にとどめたい。
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