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  • ブログ・船井総合研究所

    第37回:新規事業開発のチャンス

    2010年1月5日

     
     
     

     今は、「100年に一度の経済危機」と言われる、未曾有の不景気の世の中です。しかし、物流企業は「荷主企業の業績が悪いから仕方がない」なんて手をこまねいている場合では、もちろんありません。ここで、何もかも締めて縮こまる縮小均衡の発想に入ってしまっては、それこそ破綻への道をまっしぐらです。現状をチャンスと捉え、行動を起こさなければなりません。


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     今までの時流では、好景気と不景気が9~10年を1サイクルとして回ってきました。4~5年のスパンで時流が入れ替わってきたのです。
     経済が安定している好景気のときには、あまり大きな変革は起こりません。一番企業は一番企業のままで、新しい業態も出てきにくい時流です。
     しかし、不景気は二番手以下の企業の下克上や新規業態の伸びが顕著に現れます。今までの購買先企業以上の「価値/価格(価格分の価値)」が求められるからです。
     つまり、不景気の世の中は、新規ビジネス開発のチャンスということができます。いくら”価値/価格”が高くても、安定の世の中では、受け入れられなかったビジネスモデルが、厳しい環境下でシビアになった顧客企業からの支持を得られるようになります。あらためて、今は行動を起こすときだと言えます。
     新規ビジネスモデルを考案するときのセオリーは、顧客層かサービスメニューを同じくする戦略を練ることです。同じ顧客層に違うサービスメニューを提供するか、同じサービスメニューを他の顧客層に提供するかのいずれかが、成功確率を高める戦略です。
     前者の戦略にそったビジネスモデルとして、船井総研が強く推すのが、本欄でも何度か紹介している「静脈3PLビジネス」です。
     静脈3PLビジネスとは、荷主企業(排出元企業)の廃棄物管理を請け負うビジネスです。環境重視で不景気の今の世の中において、ニーズがますます高まっているビジネスモデルです。
     主なサービスメニューは、以下のとおりです。(1)廃棄物処理・収集運搬企業からの請求書の処理代行サービス(2)廃棄物関連の契約書の作成代行サービス(3)消耗品の発注代行サービス(4)特殊な廃棄物や設備を捨てる場合の協力会社の手配サービス(5)構内作業請負サービス(6)廃棄物処理・収集運搬企業に対しての定期監査サービス
     物流企業の参入事例も多々出てきています。今後、本欄でもどんどん紹介していきます。
    (株式会社船井総合研究所・橋本直行)
    ☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com
    ※記事は08年12月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    船井総合研究所

    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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    エコウェブ http://www.eco-webnet.com/

     
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