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    東西物流 荷主との幸運な出会いに感謝

    2011年3月7日

     
     
     

    【埼玉】運送会社を経営する家庭で、一人っ子として育ったという東西物流(吉川市)の岡田浩明社長にとって、家業を継ぐということは自然の流れだった。とはいえ、自動車整備の専門学校を出た岡田社長は、すぐには入社せず、トラックメーカーに就職する。当然、商売道具であるトラックを学ぶための修業だったが、そこで3年間、整備の仕事に従事する。


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     3年後に、ようやく同社に入社。倉庫管理からドライバー、そして事務と、段階を踏んでいく。同社長の成長とともに会社も順調に歩みを進めていたが、あるとき、そんな環境が一変する。
     社内に労働組合ができたのだ。「荷主のところへ荷積みに行って、時間だからとトラックを置いて帰社することもあった」という。会社はかき回され、体力を奪われていく。
     「廃業も考えた」というが、労働組合に加入せず、一緒になって働いてくれるドライバーがおり、「そのドライバーのためにも」と、平成12年に東西物流を設立、同社の社長に就任する。
     設立当時はトラック5台で、コメの輸送を手掛けていたが、同業など、横との関係を広げていくことで、仕事の幅が広がっていった。さらに予想もしない出会いが訪れる。車庫に止めてあるトラックを見たと、ある食品メーカーの物流担当者から連絡が入った。
     仕事の依頼だった。後で聞くと、その物流担当者が住んでいる地区に同社の車庫があったが、車庫に止まっているトラックがキレイできちんと管理されていると感じたその担当者が、仕事の依頼をするために連絡してきたのだ。
     「幸運だった」と同社長は振り返るが、今では、その荷主が同社の主要荷主となっている。車両は27台まで増えた。平成18年には、野田市にトップ・ランを設立した。当初は取り扱い専門の会社でスタートしたが、昨年には一般貨物の許可を取得、運送会社として再スタートを切った。
     労働組合問題で、一時は廃業して夜逃げまで考えたという同社長だが、そうした危機を乗り越え、現在にたどり着いた。「人材確保の問題など、課題もある」というが、「規模がどうのとかではなく、実運送をメーンにしっかりと取り組んでいきたい」と話している。

     
     
     
     
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