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    大阪南港 海コントレーラの待機場所に2万平方m確保

    2011年4月15日

     
     
     

    【大阪】南港地区はコンテナターミナルと住宅地が交わる地区があり、他地域と比較してバランスが悪いとされている。市民と運送事業者との間でトラブルが絶えず、テレビや新聞で何度も報じられるほど深刻な問題となっている。


     同地区の住民らは、コンテナ作業の効率低下で混雑し、住宅地で滞留するトレーラの排ガスや騒音に悩まされ、道路を横断するにもトレーラの走行に危険を感じるなど、大ト協海コン部会(吉川公滋部会長)に何度も滞留・渋滞の解消、排ガス低減、騒音防止を訴えてきた。しかし、コンテナターミナルの作業場付近に住宅があり、さらに渋滞を解消するための用地が確保されていないことから、話し合いは平行線をたどっていた。
     ここにきてようやく、問題を解消する兆しが見えてきた。解消策として、大阪市が今年度に予算化して、国際フェリーターミナル前に海コントレーラの待機場所として約2万平方㍍の用地を確保したからだ。
     神戸港などでは、すでに海コンを積載したシャシーを切り離すストックヤードが設けられていたが、大阪港では、市の港湾局と海コン部会や阪神海上コンテナ協議会(山本清志会長)などを交えて交渉が進められていたが、一向に話が前に進まない状態だった。市会議員や平松邦夫市長などの力も借りて今回、ようやく住民と海コン部会の要望する用地が確保できたことで、「お互いが共存できる地域になる」と期待されている。
     海コン部会の吉川部会長も用地確保について、「住民の方々と喜びを分かち合っている。同地はわれわれにとっても本当に頭の痛い問題で、滞留を避けるためにターミナル会社に対しても、さまざまな形で要望、話し合いをしてきたが、ターミナル会社は『1企業だけで問題解決はできない』として、海コン事業者もなすすべがなかった。関係者の努力で念願が叶った」と話している。

     
     
     
     
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