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    祥和ロジスティックス 復興支援に仙台営業所新設

    2011年7月8日

     
     
     

     「俺たちは地図に載る仕事をした」。関東の主要自動車道をつなぐ圏央道工事の慰労会で、ドライバーたちが喜んで語り合うのを見て、「仕事に対する熱い思いを改めて感じた」と話すのは、祥和ロジスティックス(栃木県佐野市)の内田満社長。道路やコンクリート用の砕石・砂、建材用骨材、瓦礫などを扱う藤坂グループで、輸送全般を担う同社は自社ダンプ104台を保有し、傭車も月200台以上を動かしている。


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     社員の思いを受け、内田社長は、3月に発生した東日本大震災による東北地域の瓦礫の山を見て、「自分たちが支援できることは何か」を考えた。
     「福島の原発事故でグループの1社は被災したが、仙台の2社は災害を免れた。この2社に窓口になってもらい、まずは瓦礫処理を手伝うのが復興の第一歩」と自社の営業所を仙台市に設立。被災地では車も不足していたため、栃木県からトレーラ2台、ダンプ4台も持ち込んだ。
     「営業所の認可には通常3か月かかるが、役所関係も協力してくれたお陰で、約1か月で認可された。現地への出向を希望した東北出身のドライバー6人と運行管理者1人を仙台に行かせた」。瓦礫処理には、まず整地した場所に砕石を敷き、処理場を整えなくてはならない。
     「砕石は地元・仙台2社の山から運ぶ体制ができた。しかし、国からの復興予算が決まらず、市町村では街づくりの青写真も作れない状況。公的な支援を待っていられない。小さな自治体や企業からの需要で処理は始めているが、早く広い範囲での復旧・復興に動きたい。いずれは車両も12─13台に増やして現地で10人ほどのドライバーを採用し、少しでも雇用にも貢献していきたい」と語る。
     「ウチで働いていた叔父に憧れ、ドライバーになりたいと入社した20代の社員がいる。ドライバーには恵まれている」と話す内田氏。昨年11月にはデジタコ、ドラレコを全車両に搭載し、約100人のドライバー全員を集めて月1回、外部講師を呼び、安全大会も開く。「公共の道路を使わせてもらって仕事をしている。無事故確保は最重要。その上で社会貢献につながる、社員が誇りに感じる仕事ができたらうれしい」。 

     
     
     
     
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