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    入出運送 5Sパトロールで車両と倉庫内の管理徹底

    2013年1月25日

     
     
     

    【静岡】入出運送(鈴木啓之社長、湖西市)は、定期的に5Sパトロールを行い、車両と倉庫内の管理を徹底している。
     パトロールは、車両(トラック)と倉庫内を対象とし、所属長が毎月1回、鈴木社長ら役員が3か月に1回実施している。このうち役員による監査は約1か月前に実施日を予告する。抜き打ちではなく事前に予告する理由について、鈴木社長は「常に高いレベルを維持するのが目的だが、準備期間を与えることで、更なる底上げを図ることが出来ている」と説明する。


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     約85台を対象とした車両のチェックは、役員や管理職約15人が外観や運転席内部を1台あたり3分程度かけて行う。チェック項目は車内の整理整頓状況や洗車状況など計31項目で、これを100点満点で点数化。
     車内は私物を置くことが禁止されているほか、業務に必要なものでも「ボールペンは2本以内」などのルールを破ると減点の対象となる。
     特に車内清掃は高いレベルが求められ、灰皿やフロアマットは水洗いしていなければ減点。同時に油漏れの有無やウイング車にはウイングを左右別々に開いてインターロック装置(開放時にエンジンが作動しない装置)が正常に作動するかなどの整備状況もチェックする。
     検査結果は所属長を通じてドライバー本人に伝えられ、後日改善状況を報告することがルールとなっている。倉庫内についても商品の管理状況から備品、事務用品に不要なものがないかなどを検査。問題点があれば責任者に伝え、改善報告を行う仕組みとなっている。
     同社長は「2008年からパトロールをスタートし、年々レベルが上がっているという実感がある。同時に、課題を持ち解決していくことが習慣化することで、職場のコミュニケーションが円滑化することにも一役買っている」と話している。

     
     
     
     
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