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    マルト輸送センター 3PL事業へ本格参入

    2013年2月22日

     
     
     

    【静岡】マルト輸送センター(片岡薫社長、浜松市東区)は愛知県丹羽郡大口町に大型物流拠点を開設、3PL事業に本格参入する。1月17日に、取引先関係者ら約80人を招き、内覧会と竣工披露祝賀会が行われた。
    新拠点「名古屋支店・名古屋物流センター」は、東名高速道路の小牧ICから北に約2.5kmに立地、敷地面積は約1万平方m。建物は鉄骨造り4階建てで、倉庫部分は3階建てとなっている。
    倉庫面積は1階が6247平方m、2階が4213平方m、3階が4048平方mで、計約1万5000平方m。配置車両はトラック16台とフォークリフト11台。倉庫内の天井高を各階ともに6.5m以上確保しているほか、入出庫スペースの庇(ひさし)は15mと長く、大型トラックが縦付けしても雨に濡れずに積み下ろし作業できるのが特徴。また、屋内照明は全てLEDとし、環境にも配慮した。


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     3階部分には大型除湿器を備え、フロア全体の湿度を60%以下に保つことが出来るほか、エアカーテンも設置して虫などの侵入を防ぐ。建物内には垂直搬送機3台と最大積載量4トンのエレベータ1基を配備している。
     物流総合効率化法の認定を受けた施設で、飲料や食品などを取り扱う。3月末までに屋上部分に発電量356kwの太陽光発電設備を設置する計画。
     同社はこれまで犬山市に犬山営業所を開設していたが、名古屋支店に移転統合。スタッフ数はドライバーを含めて約30人で、愛知県内の売上高を従来の4倍以上に引き上げる計画。
     竣工披露祝賀会で片岡社長は「4年前から新拠点の開設を計画し、その後のリーマン・ショックなどで一度挫折しかかったものの、昨春に建設を決断した。これまでの仕事を深掘りし、3PL事業を展開していきたい」と力を込めた。
    ◎関連リンク→ 株式会社マルト輸送センター

     
     
     
     
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