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運送会社
ミツエー物流 和光部長 「やりがい」が強み
2013年7月26日
【埼玉】ミツエー物流(さいたま市西区)の和光聡部長は、「ドライバー一人ひとりがやりがいを持って働いてくれているのがウチの強み」と話す。
食品輸送を手掛ける同社の納品先はスーパーやコンビニ、病院だ。「食品ということで、納品先がそれぞれ独自のルールで衛生管理を行っている。ドライバーも手順を踏んで納品しなくてはならず、仕組みが分かるまでは大変」と同部長。それでも、「ウチのドライバーはやりがい持ってやってるよ」とほほ笑む。
検品が厳しい病院の仕事は、請け負って既に7、8年になる。納品先の一つだった荷主から「おたくのドライバーいいね」と声を掛けられたのがきっかけだった。ドライバーに体調不良が認められると荷主側の規定で仕事を休まざるを得ない。複雑な手順での納品となるため、代わりが見つからないこともあるが、そんな緊急時には「荷主が自社のトラックを運転して納品してくれる」という。「荷主のユニフォームを着て納品に行ったり、納品先でもコミュニケーションをとったり『自分のお客さん』として接しているドライバーがほとんど。ただ機械のように品物をあっちからこっちへと運ぶ仕事じゃつまらないけれど、『人対人』の仕事はやりがいがあるはず」と自信をのぞかせる。
同社は土日祝日が完全休業で、「ドライバー不足」とも無縁だという。「体力がなくなってきたけれど、お客さんのところに顔を出したいと、週2回だけ出てもらっているドライバーや、女性ドライバーもいる」という同社。今後は、「時間のバリエーションなども増やして、子育て中の女性なども働ける道を提案していきたい」と話している。 -
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