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    「ひこばえの会」の被災者支援活動

    2014年3月7日

     
     
     

     レボ・アクティマ(今本建二会長、大阪府箕面市)とマイティコンサルティング(宝田卓也社長)の両社が発起人の「ひこばえの会」は昨年末、東日本大震災で両親を亡くした子どもらにクリスマスプレゼント(義援金)として、育ての親10人に対し1人10万円を寄付した。
     同会は、今本会長と宝田社長自身も阪神大震災に被災しており、「その恩返しをしたい」「被害者の立場に立った支援を充実させたい」との思いから立ち上げられた。代表を務める宝田社長は、活動の特徴を「何を誰に支援したのか分からない活動ではなく、支援者が活動支援したことを具体的に見えるよう活動を行っている」という。


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     支援活動は昨年末で3年間継続しており、岩手県閉伊郡大槌町の子どもら10人の家を訪問し、義援金を手渡している。今後も子どもらが高校を卒業するまで、経済的支援を継続していく考えだ。宝田社長は、「今後は義援金を渡すだけではなく、旅行気分で大阪に来てもらえるようにしたい」と展望も話す。
     また、東日本大震災1週間後には箕面市役所と連携して4トン車と10トン車で救援物資の輸送を無償で計16回出動させたほか、大型冷凍車の断熱性を生かして、箱の中にタラバガニを保管する500L水槽3つをつなぎ合わせ、5、6人が入浴できるお風呂トラック「希望の湯」を作製。シャワーも完備し、被災地に10日間ほど滞在して、ゆっくり入浴できるボランティア活動を行った。箕面市社会福祉協議会からは感謝状が贈られている。
     同会は現在、182人の同士が集っている。宝田氏は「物資輸送をはじめ、経済的支援を今本会長に頼りきっているので、今後も義援金が増えるよう仲間を増やして活動を継続させていく」と話す。
     今本会長は「現在は大槌町に限られているが、少しでも地域を拡大して支援していきたい」とし、「将来を担う子どもらにのびのびと成長してもらえるよう、ささやかではあるが今後も支援を続けていく」と思いを語った。

     
     
     
     
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