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    富士通関西システムズ 食品業の高度な物流を構築

    2007年9月10日

     
     
     

     富士通関西システムズ(大阪市中央区)はこのほど、食品業における販売物流システムの設計・開発工程の各種ドキュメントやプログラム素材をテンプレート化した「Fresh Relation(フレッシュ・リレーション)」の販売を開始した。
     テンプレートを利用して、短期間で高品質のシステムを構築し、企業体質強化や業務効率化、在庫削減、物流コストの低減といった顧客の課題やニーズの解決を支援する。


     同社は81年に設立。富士通のソリューションサービスを提供する部門として、「お客様起点・スピード・シンプル」をポリシーに、専門SEによる「全システム・全業種・フルサポート」を実現している。
     今回、販売を開始した「フレッシュ・リレーション」は、大手食品業における基幹システム構築の経験やノウハウを基に、基本設計工程のドキュメントや、システム開発工程の設計書やプログラム素材をテンプレート化。まず、食品業の業務を熟知した同社SEと顧客が、現状とあるべき姿を分析して課題を抽出し、解決するためのシステムを考案する。
     次に、SEがテンプレートを活用して、受注・物流業務の集約化や在庫量の最適化、鮮度管理などを実現する高品質なシステムをスピーディーに構築。フレッシュ・リレーションを利用することで、顧客はさまざまな経営効果を早期に生み出すことが可能となる。
     機能の範囲は、食品業の基幹業務である受発注、物流(入荷・出荷・在庫管理)、売掛管理、買掛管理を網羅。全社レベルでの業務改革を支援する。
     流通ソリューション本部・物流・CRMソリューション部長の友松直之氏は、「パッケージ製品と違うのは、プログラムソースレベルでの提供も可能となるため、お客様の強みを生かしたカスタマイズが容易であるという点」とメリットを強調。同第二流通ソリューション部プロジェクト課長の河野雅隆氏は「既存のシステムとの連携対応もでき、ソースで提供するためスムーズにつなげ、顧客が手を加えることも可能」と語る。
     上流工程から下流工程まで、食品業テンプレートをベースに高品質でスピーディーなシステムを構築する。同物流・CRMソリューション部プロジェクト課長の小橋隆明氏は、「上流工程のドキュメント(システム化業務フローなど)が活用でき、業務の流れを整理する」とし、同部の三好淳子氏は「在庫の削減や業務の標準化が図れ、コスト削減にもつながる」と説明する。
     友松氏は、「これまで多くの食品業者、卸業者のシステム構築を手がけてきた実績がある。あらゆるニーズに対応できる」と、自信を見せる。
     問い合わせは、電話06(6920)4210番。
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     関連HPは、http://jp.fujitsu.com/group/fks/services/fresh/

     
     
     
     
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