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    「アウトドア研修」を通して、普段では得られない「気づき」を

    2008年7月30日

     
     
     

     「アウトドア研修」――。耳慣れない言葉だが、大手企業を中心に、人材教育の一環として採り入れる企業が増えているという。手がけているのはインパクトジャパン(東京都渋谷区)。イギリスに本部を置き、グローバルに展開する「アウトドア研修」のパイオニア企業だ。泊まりがけで行われる同社の「体験型」研修は、座学では決して得られない「気づき」の数々を、参加者それぞれが会得できるという。


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    「アウトドア研修」の一例
     同社のプログラムは、目的や課題に応じて、企業ごとに組んでいく形をとっている。カリキュラムには、「マネージャー育成」や「新入社員研修」「チームビルディング」などをそろえる。
     特徴的なのは、ゲーム感覚で取り組める「体験」型のプログラムが組み込まれていること。与えられた課題に対して、チームワークを発揮しながら解決策を模索していく。そして、一つのプログラムが終わるごとにメンバー間で「レビュー(振り返り)」が行われ、次の目標が設定される。それは、普段の「仕事の現場」に似たシチュエーションと言える。
     同社の池内信弘セールス&マーケティングディレクターは、「プログラムを通じて、普段の職場での言動や思考のスタイルが浮き彫りになる」と話し、「自らの行動が周囲にどのような影響を与えるのかを顧みることができる」と効果を説明。さらに、「大人はどうしても『経験』が邪魔になり、物事を素直に聞き入れにくい部分がある。しかし、アウトドア研修に夢中で取り組みことによって童心に戻り、純粋な気持ちで『気づき』を得る」と続ける。足立こずえPR&マーケティングスペシャリストによると、「40―50代の参加者が感動して、後日手紙を送ってきてくれたケースもある」という。
     自らの行動面での「気づき」を得ることの重要性について、同ディレクターは、「座学で得られる知識やスキルも当然、大事だが、それをどう生かすかは、『コミュニケーション』の部分が大事」と強調。たとえば、リーダーの振る舞いについて、部下に指示を出す際、「なぜその業務を行う必要があるのか」までをしっかり伝えるだけで、部下のモチベーションは格段に変わってくる。しかし、「伝えるべき内容」「伝え方」を分かっていない「リーダー」が多いのが現状で、それを理解するには「体験」を通じた「気づき」が必要――というのが同社の理論だ。
     長く「現場至上主義」の考えが根強かった物流業界だが、他業界との人材獲得競争にさらされるようになった昨今、「人材教育・人材育成」に重きを置く物流企業も増えてきている。「チームで仕事をする重要性を理解することは、企業を成長させていくのに必要な道筋。そのことを経営者がどう捉えるか」と池内ディレクターは語る。
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    足立氏(左)と池内氏
     費用は内容によって異なる。誰でも参加可能な公開コースも用意している。
     同社のHPは、http://www.impact-japan.com/

     
     
     
     
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