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物流ニュース
高速道路の料金所 ひやりとする瞬間
2020年12月23日
毎日多くの車が行きかう高速道路。その中でも料金所付近は、ドライバーがひやりとする瞬間が多い場所だ。
大阪府の事業者社長は、これまでの経験について「レーンに入る直前での車線変更にたまに遭遇するが、トラックだと特に怖い。ETCカードが入っていないことに直前で気づき、慌てて一般レーンに飛び込む車がいるが、これは後続車に迷惑。入るレーンを間違えてバックする車もいるが、完全にルール違反」と話す。
今年1月には、広島県の中国自動車道の庄原インターチェンジで、高速バスがETCのバーに接触し、乗客2人が軽いけがをする事故があった。事故内容は、高速バスが料金所を通過する際にETCのバーが開かなかったために急ブレーキをかけたはずみで、乗客がけがをしたというもの。
ETCゲートを通過する車の中には、スピードを出して進入するドライバーが少なくない。トラックは荷物を乗せているとはいえ、類似の事故を起こさないように気をつけたいものだ。
また、レーン内でのトラブルについては、進入速度の超過を挙げる事業者が多い。レーンへの進入速度は時速20キロ以下とされているが、これよりスピードが速いと、開閉バーが開かずにぶつかってしまい、開かない場合もある。
レーンを通過した後にも、ひやりとするタイミングがある。それは料金所通過後の道路脇に待機している車がある場合だ。料金所から一般道に合流するまでの道も高速道路の一部であるため、原則、駐停車してはならない。
トラックに乗っていれば、もれなくプロドライバーとして見られるため、一般ドライバーからの目は厳しい。トラックドライバーがマナーを率先して守り、お手本となれる存在でありたい。
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