-
物流ニュース
安全運行サポーター協議会 あんサポセミナー「安全と健康推進を目標に」
2025年5月12日
安全運行サポーター協議会(北島洋樹会長)は2月26日、「あんサポセミナー2025」を開催した。
同協議会は、健康・過労起因事故の効果的な防止やプロドライバーの労働生活向上を目的に研究・環境整備・政策提言活動を行う民間の組織で、運送事業者が多く所属している。
今回のセミナーは、安全と健康の推進のため、質の高い休息・休憩の方法やその実現のために必要な条件を考えるきっかけとなることを目標に開催した。
セミナーでは、国交省安全政策課安全管理室の林健一室長が「安全政策の現在地2025」と題し、健康起因事故防止に関する現状や取り組みについて話した。
また、交通事故総合分析センターの岩田剛和常務が「疲労が関係する事業用自動車の事故事例から再発防止策を考える」をテーマに講演した。
ラウンドテーブルディスカッションでは、吉川自動車運送(富澤孝一社長、埼玉県越谷市)の根岸正雄専務、足立タクシーの服部応秀社長が登壇し、オンライン参加の中日臨海バスの森川大興氏と「疲労と休息・休憩」というテーマで自社の事例などを紹介した。
根岸専務は、まずは自社ドライバーの休息・休憩時間を正確に計測するため、「15分単位で手書き申告してもらうことに。デジタコでボタンを押し忘れてしまうこともあったが、『今後、手で書くこともなくなるから』と根気強く説得。すると協力してくれるようになった」と振り返り、自社での事例を紹介。◎関連リンク→ 安全運行サポーター協議会
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ