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    燃料価格高騰の防衛策 積極的に高速道路利用

    2011年3月31日

     
     
     

     燃料が今年に入って急激に上昇傾向にあるが、関西のある運送会社では3月から防衛策として、できるだけ高速道路を走行させるようにしている。理由は燃費を向上させるためだ。同社社長は「一般道を走らせるより、高速料金を支払ってでも燃料費削減に努めた方がメリットが出てくる」と判断した。



     同社の試算では、今のところ以前と比べて燃料費と高速料金の合計はほぼ同じだ。しかし、「車両の傷みが少なくなるので消耗品などの整備費用の減少が見込まれる」としており、燃料価格の高止まりが続く当分の間、継続していくという。

     同社は4トントラックを10台保有しているが、ほかにも燃料価格高騰に対する防衛策として長距離運行に一番燃費の良い車両をセレクト。できるだけ軽い荷物を運ぶようにして、運転者には速度を落として走行させている。高速道路上は最高速度80キロ厳守で、タコグラフチャート紙で日々、速度超過がないかチェックしている。

     同社社長は「80キロ厳守は、最初は運転者もストレスに感じていたようであったが、徐々に慣れてきてくれている。運転者の疲労度が減少しているなど、目に見えない効果も出始めており、メリットは少なくない」と強調。また、「今回の大震災で、関西地区でも買い占めなどの事態が起きつつあり、燃料を大切に使っていくという観点からも節約に努めていきたい」と話している。(大塚 仁)

     
     
     
     
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