-
トピックス
厳しい中小の新卒採用 学生が強気の「売り手市場」
2015年9月17日
経団連は2016年3月卒業の新卒採用について今年8月からの選考解禁としていたが、すでに内定を複数獲得している学生が多数で、選考が長期化するとみられている。大手就職情報サイト数社が発表している、今年8月1日時点での学生の内定率は6割超となっている。
毎年新卒採用を行っている京都市内の会社は、「大手の採用活動が落ち着かなければ、中小には来てくれない」と危惧している。特に今年は、学生が複数内定を獲得する「売り手市場」と言われており、「内定承諾書」を提出しても、その後に取り下げる、または提出されないというケースもあるようだ。学生が強気な姿勢を見せるなか、中小企業の経営者は頭を抱えている。そんななか、優秀な学生を確保しようと、就職活動を終わらせるよう内定学生に圧力をかける「就活終われハラスメント(通称=オワハラ)」という言葉が報道されるようになり、7月には厚生労働大臣がオワハラ自粛を企業に呼びかける事態となっている。(詳しい内容は、物流ウィークリー9月14日号に掲載しております) -
-
-
-
「トピックス」の 月別記事一覧
-
「トピックス」の新着記事
-
物流メルマガ