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トピックス
ETC2.0の経路情報収集 割り切れない事情
2016年7月15日
装着後のメリットや助成金の多寡に焦点が集まっていた「ETC2.0」の導入に、ユーザーから懐疑的な声が高まっている。名称にETCが用いられるため、高速道路の料金収受システム関連の域を出ないと考えられがちだが、もう一方にある「車が通行してきた経路の情報を道路管理者に渡すシステム」という側面が見過ごされている。「法令を守って通行していれば経路情報を渡すことに何の抵抗もないはず」と簡単には割り切れないトラック業界の事情があり、システムの導入以前に十分な準備が必要と警鐘を鳴らす事業者もいる。
ETCコーポレートカード事業で数十社の運送会社を束ねる、西日本にある事業協同組合。6月28日、NEXCO西日本関西支社(大阪府吹田市)で開かれた「車両制限令講習会」には「50人ほどの参加者がいた」と同組合関係者は話す。車両の重量や長さが基準値を超えたトラックを運行させた車両制限令違反があるとして、同組合員でもある運送会社に対し、NEXCO西日本から是正指導があった。
(詳しい内容は、物流ウィークリー7月18日号に掲載しております)関連記事
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