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    「タイヤチェックは基本」現場の意識低下を危惧

    2017年4月27日

     
     
     

    20170427.jpg 「重大事故にならなかったのが不思議だが、救われた思いだった」と兵庫県のトラック経営者。片側1車線の高速道路を走っていた大型トラックのタイヤが外れ、対向車線の軽自動車に衝突するという、あわや大惨事の経験を述懐する。高速道路で起きるトラブルや事故原因の多くにタイヤが関係する例もあり、そのリスクを消すために必要な日常のタイヤ点検が疎かになっているとの指摘は、プロの職場であるトラック運送業界からも聞こえてくるのが実情だ。



     「自然と車内に拍手が起きた。あんな光景を目にしたのは本当に久しぶりだった」と岡山市の運送社長。同業者らとの親睦旅行で鳥取県の温泉地へ向かう米子自動車道のパーキングエリアで、点検ハンマーを持ってトラックのタイヤをチェックしているドライバーを見掛けたのだ。「うちの会社もハンマーを持たせているが、出先で点検しているかは正直いって本人任せ」と話す。ドライバーの入れ替わりもあるため、ボルト・ナットやタイヤの外傷、空気圧、タイヤの溝に挟まった小石などの除去といった点検の流れを定期的に指導する必要があるという。「最近のタイヤは、そう簡単にバーストしない。パンクに気付かずに高速で走り続けることが問題」と、ドライバーあがりの経営者として確信がある。抜け落ちたタイヤがプラスチック製のポールで仕切られた分離帯を突き破り、反対車線へ転がった冒頭の運送会社は「車検から戻ってしばらくしたころだった。走行中に不具合を感じて減速したトラックの横をタイヤが追い抜くという信じられない状況だったが、伝えていた増し締めをドライバーが守っていなかった」と社長。ただ、それと同時に「荷物を積めば脱落しないかと不安になる」と、かねて現行の規定トルクに疑念も抱く。

    (詳しい内容は、物流ウィークリー4月24日号に掲載しております)

     
     
     
     
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