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物流ニュース
千ト協 航空貨物対策協議会でTDM運用ルールを議論
2026年3月31日
【千葉】千ト協(池田和彦会長)は3月3日、成田空港貨物管理ビルで第2回「成田空港における航空貨物対策協議会」を開催した。航空貨物を取り扱う事業者20社から35人が参加し、車両の長時間待機対策などについて意見を交わした。
冒頭、成田国際空港(NAA)の貨物営業部の奈良原禎和部長が、2025年6月以降の輸入トラックドックマネジメントシステム(TDM)の運用実績について説明。到着時間の厳守を改めて呼びかけた。千ト協からは、会員事業者から寄せられたTDMに関する意見や要望が共有された。

NAAでは前回の協議会以降、TDMのスロット予約制の運用改善を実施。
通常、午後4時以降に処理の遅れが目立つ傾向があることから、事業者から「リカバリーのための時間を設けてはどうか」との声が上がった。これを受け、同時間帯以降のスロット数を減らしリカバリーを図るなど、時間帯ごとに緩急をつける運用を開始。
また、上屋ごとの車両待機時間データの公開も進め、25年8月実績分から遅着を含むデータと除いたデータの2種類を公表している。
運用ルールの見直しも行った。スロット時間までに車両が到着できない場合、運送会社は事前に上屋へ連絡することを徹底。事前連絡なくスロット時間までに車両が到着できない場合は、順番を後回しとする。また、上屋側から呼び出し後15分を超えてもバースに到着しない場合は予約を削除するなど、遅延抑制に向けた運用を強化する。
これに対し、参加事業者からは「運送会社側への負担が大きいのではないか」などといった懸念の声も上がり、運用面での配慮を求める意見が聞かれた。
一方、早朝時間帯を活用したトラック搬入の分散化を目的に、昨夏に14日間、「早朝トライアル」を実施した。対象時間は午前6時から同7時で、運送会社4社と上屋会社2社が協力。期間中の取扱実績は15回にとどまり、利用は1社のみと限定的だったものの、アンケートでは運送会社から「早朝枠は今後も利用したい」とする意見が多かった。一方、上屋会社からは本格運用に向け、人員や機材確保の必要性などの課題が指摘された。
後半の意見交換では、こうした結果を踏まえ、早朝時間帯のニーズの有無や非繁忙時間帯の活用策について議論。参加事業者からは現場の実情を踏まえた情報共有が行われ、率直な意見が交わされた。
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