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製品・IT
ボープランJapan 歩車分離バリア提供、「人頼み」から脱却を
2026年7月14日New!!
倉庫や工場などの職場を守る安全ソリューションを開発、製造するベルギーのメーカーであるboplan(ボープラン)。同社は昨年の関西物流展に初出展し、日本への進出を果たした。それから1年余りが経過し、ボープランJapan(奈良県奈良市)の中尾正社長は、「すでに多くの国内企業で導入していただいている」と説明する。
同社が提供する安全ソリューションは、おもにフォークリフトが稼働する倉庫や工場などが対象。中尾社長は、そうした現場での「歩車分離」こそが、必須の安全対策だと言い切る。
安全な職場づくりは物流会社にとって重要な課題であり、各社さまざまな取り組みをしているが、同社長は「指導などによる『人頼み』の安全対策は、欧米では効果が低いと見られている」とし、「誰が働いても事故が起きる可能性のない職場の構築が時代の潮流である」と、時代に合った対策が重要と伝え、それが「歩車分離」だとする。
歩車分離の職場づくりで「レベル1」だとするのが、「フロアに白線を引くなどの視覚的対策」と説明し、スチール製のバリアによる分離を「レベル2」と表現する同社長。スチール製はサビや塗料のはがれのほか、一度の衝突で修理・交換が必要となり、さらにフロアやフォークリフトにも損傷を与えるなどの課題があると指摘する。

同社が提供するのは「新時代の歩車分離バリア」(同社長)とし、特許取得の特殊なポリマー素材が用いられている。衝撃吸収性能にすぐれ、衝突時にはショックが吸収されてより広く分散し、バリアと車両の両方のダメージが最小限に抑えられるという。「軽量で施工が簡単なのも特徴で、庫内のレイアウト変更の際も楽に対応できる」と付け加える。
さらに、同社が扱う製品ごとの耐衝撃性をジュール単位で測定しており、「アバウトな対策ではなく、自社の職場に見合った製品を導入することができる」。同社のHPでは、フォークリフトの重量と速度を記入すると、その製品が適切な保護レベルか判断できるページが設けられている。
働き手不足解消に
日本に進出して、「製造業では理解いただき導入が進んでいるが、物流の現場では『スペースがあれば荷物を置く』という考えが根強く、車両から隔離されて仕事をできるスペースはまだまだ少ないと感じる」と同社長。「これからは、職場の安全性が人材確保を左右する」と指摘し、「いまどき、誰が危険な職場で働きたがるだろうか。当社のバリアは洗練されたデザインであり、人が集まる、安全でかっこいい職場づくりに寄与できれば」。
「一度導入されるとライフサイクルが長い製品なので、『蛍光灯からLEDに替える』という感覚でご検討いただければ」と話す同社長。施設の規模は問わず、新築・既存どちらにも対応するという。
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