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やめよう運転中の携帯・スマホ 違反は年126万件
2013年7月12日
運転中に携帯電話やスマホを使用するドライバーを目にすることは少なくない。運転中の携帯電話の使用禁止が道交法に盛り込まれたのが1999年。2004年の同法改正では、5万円以下の罰金が科せられるようになった。しかし警察庁によると、12年の運転中の携帯電話使用等違反は126万3636件。11年は133万8697件もあった。
チューリッヒ保険会社では1日から、「STOP! クルマスマホ」の広告に使用する啓発キャッチコピーを公募すると発表。自動車を運転中のスマホ操作の危険性を訴える取り組みで、同社では「何かをしながらスマホの操作をする行為を『ながらスマホ』、特に自動車を運転中の利用を『クルマスマホ』と名付け、その危険性を多くの方に継続的に呼びかけることが、交通事故の抑止につながると考えている」とする。また、一般道を走行中の場合、歩行者が歩きながらスマホを使用しているケースも多い。NTTドコモでは、ホームページなどで「スマホや携帯電話の画面を見つめながらの歩行は大変危険。自分自身だけでなく、周囲の人を巻き込む事故につながることもあるので、『歩きスマホ』はやめましょう」と呼びかけている。
運転中の携帯電話・スマホの使用はもちろんだが、歩行者が「ながらスマホ」をしている場合、交差点などで車両に気づかない可能性もある。双方に十分な注意が必要だが、緑ナンバーのトラックドライバーでさえ、携帯片手に運転をしている姿を見ることがある。 「自動車や原動機付き自転車の運転中に、携帯電話を手で持って話したり、メールしたりすることは、とても危険。画面に気を取られた一瞬に事故が起きる」というのは警視庁の呼びかけ。当たり前すぎることだが、プロドライバーでも忘れている人は意外に多いようだ。
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