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  • ブログ・川﨑 依邦

    経営再生物語(56)経営活性化シリーズ4

    2014年5月16日

     
     
     

     ?原単位データの把握に徹する?燃料・油脂編?



     燃料・油脂管理は、運送業経営における原単位把握(車両コスト)のうちで重要なものとなる。この管理・把握の良し悪しが企業の業績の成果を決定付けるほどである。なぜなら、エコドライブはすべてのコスト削減に直結しているからである。この燃料・油脂を効果的に管理するには、車両ごとの月間燃費実績の把握が必要である。

     【燃費=走行距離÷燃料消費量】

     燃費を伸ばすことが、燃費効率アップの取り組みになる。燃費効率アップの方法はたくさんあるが、そのうちの一つとして、タコメーターによるスピード管理(定速走行)が上げられる。

     最近でこそデジタコが普及しているが、ハンドルを握っているのはデジタコではなくドライバー(生身の人間)。燃費を把握するということは基本的なことだが、この基本的なことを当たり前のように実践・継続することが燃料・油脂の管理把握ということになる。なぜなら、運送業界に身を置く者にとって数字を把握し、日々の管理を「継続する」ということは、なかなか難しいという実態がある。管理者は日々の配車業務に忙殺されて、その日1日を乗り切ることに精いっぱいというケースが往々にしてあるからである。まずは、管理者の意識を変えることと、燃費効率をアップしようという全社一丸の意識改革が燃費効率アップの第一歩になる。

     また、燃費を把握することで、別の効果もある。エンジンの調整状態を判断するモノサシになるのである。例えば、ある車両の燃費が月を追って低下するような場合は、オイルの消費量と合わせてみてオーバーホール時期の近いことが判断される。また、急激に低下するような場合は、エンジン調整の必要を知ることができる。さらに、運転技術の判断とその指導のデータにもなり、重要な計数になる。デジタコでも様々なデータは出るが、まずは判断や指導する管理者が必要になる。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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