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    新和通商 血圧測定やSAS検査を実施「健康管理は企業の役目」

    2018年12月14日

     
     
     

    近年、バスやトラックなどの事業用自動車のドライバーが走行中に意識を失ったことが引き金となり、事故に至る「健康起因事故」が多く発生している。国土交通省でも通達が出されるなど、ドライバーの健康管理について対策が叫ばれている。新和通商(新村千成社長、神奈川県大和市)では「健康経営」を重要な課題として位置づけ、ドライバーの健康管理に力を入れている。

    同社では、年2回の健康診断に加え、健康起因事故の防止に向けた取り組みを数多く採り入れている。

    脳・心臓疾患に深い関わりを持つ血圧については1日1回の測定を義務付け、点呼時に記録して管理している。同社では180mmHg(水銀柱ミリ・メートル)以上の数値が出たドライバーについて、乗務禁止としている。測定を始めた当初は、実際に乗車できないドライバーが現れ、戸惑うこともあったが、徐々に社員の意識が変わってきた。日々の測定で高血圧が判明し、大事に至らずに済んだドライバーもいる。

    同じく、重大な事故につながる恐れのある睡眠時無呼吸症候群(SAS)については、入社時に検査を実施するほか、3年に一度、全員に検査を義務付けている。また、日常的な健康増進策として、トラックキャビン内は禁煙としている。車内禁煙については企業イメージの向上が当初の目的であったが、健康管理の面でも効果を上げている。

    同社では、このほかにもインフルエンザ予防接種、マスクの配布、ストレスチェックなどを実施しており、社員の健康増進に役立てている。新村社長は「社員の健康を守ることは企業の役目の一つとなってきており、事業継続の上でも重要」と指摘する。一番の効果は社員自身が健康に気を使うようになってきたことだ。健康診断の再診率が下がり、体調を崩す社員も減ってくるなど目に見える効果が上がっている。今後は食生活に関するアドバイスなど、さらなる取り組みを検討している。同社長は「日本一安全な会社を目指して努力を続けていきたい」と語る。

    ◎関連リンク→ 有限会社新和通商

     
     
     
     
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