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    与倉運送 労働時間や環境整備も

    2019年11月22日

     
     
     

     【島根】「荷物の事故が少ないのが強み」と話すのは、与倉運送(松江市)の與倉敏裕専務。昭和40年に同専務の祖父が創業。今の2トン車クラスにあたる「小型貨物自動車運送事業」の免許を取り、地場での原木輸送からスタートした。現在は父親・正友氏が代表で、建材や精密機器の定期配送がメインだ。

     広島の大手運送会社を経て家業に入った同専務は、「以前はフリーの長距離便もたくさんやっていたが、適正運賃とかけ離れている」と少しずつ仕事内容の見直しを進めてきた。

     荷主の〝自社便〟機能はその一つ。滋賀県まで走る定期便も、もとは荷主の自家用トラックでの運行を同社の自社便機能に転換したもの。

     今春には新調した4トンユニックで建材を運ぶ仕事が一つ形になった。荷主から自家用トラックの増車の相談があり、それならばと決まった仕事だった。

     しかし、実際に専務が乗務すると労災に関わる作業があるとわかり、契約の見直しを迫られることに。「労働時間は問題なくても、労働環境が悪ければ仕事は続かない」と同専務は決断した。「これは失敗ではなく、この先へのプロセス。ドライバーの労働時間、労働環境の両方を整えていきたい」と前向きだ。

     同社の強みである荷物事故の少なさは、専務が父親に付いて学んできた経験が生きている。荷主には、運送のプロとして梱包資材から荷姿の整え方、積み込み方まで指導する。「荷物には精密機械もある。大事な商品を守るためにお互い必要なこと」とし、「理解してくれる荷主と付き合っている」という。運賃で離れた荷主もいたが、事故の少なさを重視して戻ったところも少なくないそうだ。

     今後、「地元で稼働し、労働時間が決まっているサラリーマン的な仕事を獲得していきたい」と話す同専務。もう一つの目標である法人化への準備も進めたいと話している。

    ◎関連リンク→ 与倉運送

     
     
     
     
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