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    アバンテ山下哲夫部長「キーワードは長尺モノと異型物」

    2015年7月14日

     
     
     

     製品の検品から組み立て、検査、最終梱包から保管、発送、納品までトータル物流を手がけるアバンテ(大阪府松原市)。ロジスティクス企業でありながら、荷主の立場に立って事業を展開している。今回、物流部の山下哲夫部長に荷主の立場から見た「今後の物流業界」について話を聞いた。
     山下部長はキーワードについて「長尺モノと異型物」と指摘する。「当社の扱う荷物は長尺モノと異型物が多いが、数年前から大手路線会社が扱わなくなってしまった。いろいろな会社を使っているが、その分、コストが上がっている」という。
     「運んでいただける運送事業者が少ないだけに、『しばり』も少なくない。お願いしていても『これは残荷にさせていただきます』ということも少なくない」という山下部長。「大手がこの分野の仕事を辞めてから、かなり厳しい状況が続いている。運送事業者としても自衛のために厳しい態度に出なくてはいけない」と指摘する。


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     「荷主サイドからすれば頭の痛い問題。ネット販売が普及している現在、荷物は小物が多くなっている。小物だと積載効率も高くなる。しかし、長尺モノや異型物は、そこから外れていくばかり」という山下部長。「これからは、この点を考えた上で、スムーズな物流をどのように構築していくかが課題となる。リードタイムにコストの問題など運送会社によってさまざま。各社の適性を見ながらパートナーを探していくしかない」とも話す。
     長尺モノや異型物をコンスタントにスムーズに運ぶのは難しい。山下部長も「お付き合いをしたものの、半年後に『無理』といわれることも珍しくない。すべての仕事で『ウインーウイン』の関係を構築できればいいが、いろいろな問題がある。バランスをとりながら解決していくしかない」と指摘する。
     「長くお付き合いできる運送会社と、どれだけより良い関係をつくれるかがポイント。イレギュラーなことにも、どのように対応できるか・対応していただくかということ」という山下部長。「協力会社は多すぎても少なすぎてもダメ。信用できる運送会社に信頼される、いいコミュニケーションをどこまで構築できるかがカギになる」という。
     運送事業者と荷主の両方の痛みがわかる同社だけに、同社の取り組みが業界のスタンダードになっていくのは間違いないだろう。

     
     
     
     
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