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ビール4社で共同物流、関西・中国ー九州間でモーダルシフト
2018年4月22日
キリンビール、サッポロビール、サントリービール、アサヒビールの4社は4月3日、物流部門での環境負荷の低減および長距離トラック輸送の削減によるドライバー不足への対処を目的に、関西・中国〜九州間の社内輸送において共同でモーダルシフトに取り組むことで合意したと発表。9日から開始する。
関西・中国から九州へ向かう専用列車には、各社の物流拠点から最寄りのJR貨物ターミナル駅を経て、JR大阪貨物ターミナル駅とJR岡山貨物ターミナルに集められた商品を積み込み、九州に到着した商品は、各社の最寄りにあるJR貨物ターミナル駅から、それぞれの物流拠点へ配送される。
専用列車は、年間を通じて毎週月曜日に運行する予定。一方、九州から関西・中国へ向けた輸送は、九州地区にある各社の製造・物流拠点からJR福岡貨物ターミナル駅に集めた商品を、同区間の空きコンテナの輸送枠を活用して毎日運行する予定。
この取り組みで、4社合計で大型トラック2400台相当の長距離輸送能力を鉄道コンテナで確保し、年間のCO2排出量が約1500トン(従来比で約74%)削減できると試算している。
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