【富山県】河島運輸（富山県射水市）は東日本大震災の発生以後、延べ２００台のトラックで水や食料品、薬など緊急支援物資の輸送を行っている。
　このほど、１台の大型トラックボディーに「がんばろう 日本。」という応援メッセージをペイントし日本全国を走らせている。
　「物資輸送や義援金を行ったが、長い目で何か支援できることはないかと考えていた」と話す河島節郎社長。走る広告塔としてのトラックの役割に着目した。
　同社では以前から、トラックのイメージアップなどを目的に立山連峰や彦根城など本社・営業所を置く地域の名産、名所を描いたプリントを数台のトラックに施しており、そのための大型プリンター施設も完備している。

　今回の応援メッセージ入りのペイントには、ボディー両面でおよそ１００万円を費やした。トラックは数年間走らせる予定で、同じデザインのトラックを今後もう２─３台増やしていく方針。「被災地を応援する気持ちを、時間の経過とともに忘れないようにしたい」と話す。
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