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物流ニュース
SGムービング 共用充電ステーション実証実験、EVトラック普及に期待
2024年8月23日
大型家具家電の設置輸送および移転を主軸とするSGムービング(角本高章社長、東京都江東区)は、ENEOS(山口敦治社長、同千代田区)が、7月2日から開始した、「EVトラックに利用可能な商用車向け共用充電ステーション実証実験」に参画したことを公表した。
同取り組みは、東京都江東区にあるENEOSウイングが運営する「新木場TS」活用し、EVトラックにも利用可能な商用車向け共用充電ステーションの実証実験を行う。 商用車の電動化が進むことで物流業界が直面する「長時間の充電による時間の制限」「充電インフラへの投資負担」「基礎充電器設置スペースの制約」「EVトラック向けの経路充電不足」など諸問題の解決に対応するため、日本で初めて最大全長10mのEVトラックにも利用可能な共用充電ステーションを設置する。
共用充電ステーションには、2プラグ・最大出力90kWのハイパワー充電器が設置され、大型車両1台または全長 5㍍以下の小型車両2台を同時に急速充電することが可能で、さらに、タブレット端末やPCから受付ができる事前予約制を利用することで、他の車両との充電時間が重なって待ち時間が発生することを防ぐことができる。
同社では現在、17台のEVトラックを稼働し、日々CO2排出量削減に努めており、「同取り組みへ参加することにより、EVトラックの抱える諸問題の早期解決と商用車へのEVトラック普及拡大につながることを期待する」としている。
◎関連リンク→ SGムービング株式会社
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