-
運送会社
ガイヤエクスプレス 健康と言葉を大事に、地域に根付いて25年
2026年7月9日New!!
【愛媛】「人がいなければすべての機会は損失する。そうならないために私たちの経験を従業員に伝え、学ぶことを続けている」と話すのは、会社設立25周年の節目を迎えたガイヤエクスプレス(宇和島市)の里井利計社長。自身と妻・さゆり専務はともにがん闘病を経験し、「皆に同じ思いをさせたくない」という一心で、従業員の健康保持を経営の主軸に据えている。
19歳で地場産業の真珠養殖の世界に入った里井社長。アコヤ貝に核を入れる「珠入れ」の職人として業界の隆盛期を支えた。しかし、気候変動の影響でアコヤ貝の大量へい死が起き、真珠産業の課題に直面。退職を決めたという。
起業を目指していたこの頃、家電リサイクル法ができた。「どの家庭も世代交代でゴミが出る。地域に根付いた仕事がしたい」と考え、軽トラ1台で産廃の収集、運搬を行う「ガイヤ急送」が2002年4月に出発。翌年に運送事業の許可を取った。

「仕事の基本は地元の困りごとに対応すること」。家電量販店から修理品をユーザーに届け、地元の産品を運ぶ仕事をするなかで、従業員をどう守るかが命題になり、その答えとして四国内外に顧客を増やすことにつながった。
里井社長は、「南予では産廃の収集運搬といえば当社と評価してもらえるようになった」と笑顔だ。設立から四半世紀。「利益を追求するなかで〝人〟の大切さを痛感している。専務ともども闘病経験があり、それをきっかけに健康経営に注力することに。気持ちも朗らかで初めて利益が追える」と考える。
その健康や仕事のあり方、売り上げまで従業員が広く学べる時間を毎月設ける。「学び続け、即実行する組織でありたい。5年ほど前からこれが社内に浸透してきた」という。また、「言葉は一度口に出したら責任を伴う」とも。次の節目である30年に向け人・健康・言葉の重要性をさらに追求していくと話している。
関連記事
-
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ








