（株）クールシステム東海（資本金300万円、愛知県小牧市郷中2-119、代表北見幸之助氏）と関連会社の（有）クールシステム（同、大阪府吹田市南金田2-14-2、同代表）、（株）コールドネットワーク（同700万円、同所、登記面＝同、同代表）は４日に事業を停止し、事後処理を赤星正美弁護士に一任。自己破産申請の準備に入った。

　クールシステム東海は2002年に設立の軽貨物運送業者。フローズン・チルド・ドライの３温度帯に対応可能な車両を使用。冷凍肉や冷凍魚、冷凍野菜などの冷凍貨物を主体に扱い、04年９月期には年収入高約６億100万円を計上。

　しかし、冷凍食品の需要減少や不況の影響で受注は落ち込み、収益性も低調に推移。受注に回復は見られず、今回の事態となった。

　クールシステムは2000年５月、コールドネットワークは04年３月に設立した冷凍軽貨物運送業者だが、いずれもクールシステム東海と同様の事態となった。

　（東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ）