最近、テレビ、雑誌、新聞等で「農業」という話題を目にしない日は無いといってもよいほど農業に注目が集まっています。さらに、国の政策としても農家に対する個別所得補償を検討していくなど、益々注目されるばかりです。

　まさに「農業ブーム」到来といった様相になってきておりますが、実際の現場ではすぐに就農というわけにはいかないのが現実のようです。不景気ということもあり、これだけ話題になれば、興味を持つ方々が多くなるのは当然のことですが、次に何をすれば良いのか？実際に事業として成り立つのだろうか？どんな生活になるのだろうか？など、まだまだ農業への道は距離が遠いように感じます。
　こうした状況の中、ウェブ上で気軽に勉強のできるスクール「新規就農ウェブスクール」に注目が集まっています。
　茨城県で６０年以上にわたり農業の実践的な教育を行ってきた「鯉淵学園」の先生方と農業分野で８年にわたりコンサルティングを行ってきた船井総合研究所のスタッフが講師としてウェブ上で講義を行っています。
　農業に興味を持った方々が、日々疑問に思っているようなことを解決していけるようなカリキュラムになっており、毎月２回、土曜日の開催（１講座あたり３１５０円）で、インターネット上でのリアルタイムオンラインスクール形式になっています。講師の顔と資料を画面上で見ながら自宅で気軽に受講でき、チャット機能を活用して質問も可能です。その他、様々な機能があり、まさに楽しみながら農業の勉強ができるというのが特徴です。
　農業は実際の現場に入って土に触れてみないと本当に新規参入or就農してやっていけるのか、なかなか判断できないものです。しかし一方で、いきなり現場に入ることもリスクが大きく、躊躇してしまうものでしょう。まずは、新規事業としてやっていけそうか、または、本当に興味を持てるのか、手軽な取り組みから始めてみてはいかがでしょうか。
（株式会社船井総合研究所・山田浩太）
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は09年08月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。