【三重】人材確保の手段として、中田商事（三重県伊賀市）の中田純一社長はこのほど、中古アパートを購入した。
　リフォームを済ませて、今月から入居態勢を整備。同社は大阪と名古屋の中間点にある伊賀市に位置しており、景気がいいとされるが、通勤するには両地域から距離があるので、なかなか人材確保ができず悩まされていた。

　そんな折、知人から手ごろな物件が売りに出ているという情報を受け、即断。物件は本社から約100mの距離という立地で、六室を備える。すでに4人の採用が決定。「通勤距離がネックで保留となっていた乗務員が、入社してくれた」という。
　現在、新たにウイング車を導入するなど、ますます事業拡大する同社にとって、同アパートは人材確保の強力な助っ人となっている。

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