【埼玉】軽油価格高騰の影響で燃料費を少しでも削減させるため、「エコドライブを実践させたい。指導者がほしい」という事業者が増えている。
　埼玉県トラック総合教育センター（写真、深谷市）は、エコドライブの意識向上の推進を目的に、1泊2日の研修コースとして「運行推進者育成コース」を設けており好評を得ている。

　同コースは、ドライバーに対するエコドラの教育指導のノウハウを教え、社内に持ち帰って実践してもらうなど、経営参画できる人材の育成を想定しているが、同センター職員によると「会員事業者の中には、長期間かけてドライバー全員を受講させている所もあり、研修の成果も出ているようだ」と話す。
　同コースは、業界の現状と環境対策や整備管理による日常点検実習などの座学・実習のほか、デジタコやドライブレコーダーを活用したエコドライブのテクニックと指導方法、データの解析方法を研修する。
　受講料は宿泊料、食事代（4食）込みで会員は1万9825円、会員外は2万5600円となっている。

埼玉県トラック総合教育センター
◎関連リンク→埼玉県トラック総合教育センター