ヤマトグループで人材派遣や教育研修を手がけるヤマト・スタッフ・サプライ（東京都港区）は、東京労働局の認可を受け、フォーリフト運転技能講習を開始した。8月にスタートした同講習は、派遣スタッフに対する教育・スキルアップ支援という位置づけにとどまらず、一般企業の従業員も受け入れており、受講者数も順調に伸びている。

講習風景
　「31時間コース」（学科1日、実技3日）は月間約8回、「11時間コース」（学科1日、実技1日）は同1―2回開講。「受講者のニーズに合わせて日程を設定している」（東京研修センターの権田雅之センター長）とし、土日を含む日程が多いのが特徴だ。
　また、「実技試験は全て屋内講習。冷暖房も完備している」（同センター長）と、快適な環境で講習が受けられる。
　料金は、「31時間」が3万5000円（教材費込み）、「11時間」が2万円。なお、学科講習は同社研修センター（同）、実技講習はヤマト運輸王子ビル（同足立区）で行われる。
　「パレット輸送がスタンダードとなった今、フォークリフト運転資格は物流業界に必須と言える。安全を守るためにも、多くの方に受講していただきたい」と同センター長は語る。
　問い合わせは、電話03（3471）9462番。同社HPは、http://www.y-staff-supply.co.jp/