【愛知県】日豊高速運輸（出口達也社長、安城市）は１日、社員や近隣の子ども達から募集した安全ポスターの作品を、本社休憩室と豊田営業所の２か所で展示した。安全衛生委員会が毎年実施しているもので、４回目となる今年は本社分２８点、豊田営業所分２１点が集まった。

　今回は豊田営業所の近所に住む９４歳の女性が描いた、安全運転を祈る事故防止の絵が、子ども達の作品に並んで掲示され、「長寿のおばあちゃんの絵は心が休まる」として乗務員からの評判も上々だ。
　子ども達の作品には色鉛筆やクレヨンなどで、「のんだらのらない」「ノンアルコール」「信号まもろう」などと標語が書き込まれている。
　事故を起こさないために、具体的に何をするのか指示を出す「やまびこ管理」を徹底している同社。家族や近所と一体になった、この事故防止活動によるポスターは、乗務員一人ひとりの交通安全意識の高揚に一役かっている。
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