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運送会社
夏島運輸 エコドラコンテスト実施、LED化も積極推進
2018年4月27日
夏島運輸(近藤正会長、神奈川県横須賀市)では、省エネや環境保全のために長年にわたり取り組みを続けている。同社の近藤智平専務は、「運送会社は営業するうえで必ず環境に負荷を与えてしまう。その程度を、いかに減らすことができるか、社員には意識してもらいたい」と話す。同社はグリーン経営認証を全営業所で取得。エコドライブを推進するため、社内エコドライブコンテストを毎月実施している。前年同月と比較して燃費改善率1%につき1000円(上限あり)を支給するインセンティブを設けている。ドライバーの環境対応の意識付けを図るために7年前から始めた。
この春からは、燃費データの割り出し方を見直し、より実効性のあるものに変えていくという。現在は単月だけの比較だが、新たな算出方法では、12か月の平均燃費と直近2か月の平均値を比較することとした。
エコドライブ以外では、LED照明への転換を推進している。全拠点の事務所の照明をLED化し、消費電力43%削減を達成した。さらに構内や駐車場の照明についてはLED化に加え、ソーラー発電システムを導入している。
同専務は「環境保全などサステナビリティ(持続可能性)を向上させることは企業価値を高めることにつながる」と指摘。新しい技術についても常にチェックしている。
◎関連リンク→ 夏島運輸株式会社
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